グランドオープンから初めて迎える雛祭りを祝し、京都の老舗「桂甫作 安藤人形店」の雛人形を展示いたします。桂甫作 安藤人形店は、創業140年を誇る伝統のある名店であり、雛人形作りの技術と歴史を感じていただける貴重な機会です。
ご覧いただきたいのは、雛人形着付師として京の名工や瑞宝単光章を拝受した三代目、安藤桂甫氏が手掛けた雛人形です。安藤氏は、京の専門職人と共に、ひとつひとつ手作業で製作しています。そのため、顔の表情はすべて異なり、また顔立ちに合わせて着付師が十二単の着せ付けや生地の配色を工夫することで、唯一無二の雛人形が完成します。
当ホテルでは、精緻な手仕事によって生み出された世界でたったひとつの雛人形をご覧いただけます。雛祭りの期間中、ぜひこの貴重な展示をご覧いただき、京の伝統美と職人の技をお楽しみください。
◆雛人形展示概要
◇展示期間：2025年４月６日(日)まで
◇展示場所：１階 ロビー
黄櫨染（殿）・梅華紋（姫） 親王
黄櫨染 桐竹鳳凰麒麟（殿）
黄櫨染は、まさしく黄色い太陽が昇るときの輝きであり、この色は天子の色と称されました。この色の御装束は、天皇の即位の際にも用いられる品です。文様には、桐、竹、鳳凰、麒麟などがあり、これらは中国の故事にちなんだ吉祥文様です。
梅華紋（姫）
弥生三月なので姫の華紋を梅の華紋としました。 春一番に高貴な華をさかせる。四君子の中の一つの華です。